ワインからの青春 [ワインの旋律]
外観 紫を呈したガーネット
香り ストロベリー、ダークチェリーなどの華やかな果実の香りに森の下草の様な香りが加わる
味わい 濃厚と言うよりも、繊細でありボディーはあくまでも中庸である。しかしながら要素は詰まっており滑らかさがある
セブン&ワイで購入。
注意すべき点は瓶差がある銘柄で、あたりはずれがあったりする。
名前は「テール・ナチュール」。
訳すと自然な大地?
ビオロジックワインであり、農薬や化学肥料は使わず有機農法を謳っている。
なるほどと思う。
非常にコントラストがはっきりしていて、各要素が生き生きしている。
ヴィンテージが2006年であり、なおかつ地ワインともいうべきクラスで経年劣化がまったく感じられないのである。
ビオワインのなせる業なのか?
ラベルには、メルロ80%・シラー20パーセントとある。
生き生きとした若さはじける健全性
飾りやごまかしのないピュアな要素
ある種のひとなつっこさ
このワインは思春期を連想させるのである。
化粧っけが無いとでも言うべきか?
酔った勢いの麻痺した感覚で確信するも、翌日飲んだら。。。おや?
という経験はないだろうか。
朝目が覚めて、ふと隣を確認したらおや?
という経験はないだろうか。
このワインにおいては、皆さんを狂わす魔性はないとを確信している。